みなさんはドラえもん都市伝説のひとつにある、「6人目の友達」の存在をご存知でしょうか?
アニメ1話目に登場し、ドラえもんたちと行動しメインメンバーばりに登場していたのにも関わらず、それ以降登場しなくなった幻のキャラクター。
今回はその「6人目の友達」について詳しく紹介していきます。
目次
登場作品
「6人目の友達」が登場するお話は、「ゆめの町、ノビタランド」というお話です。
放送日時は1979年4月2日に放送されました。
そしてこのお話は大山のぶ代版ドラえもんの第1話になるお話でもあります!!
漫画では3巻に収録されています。
漫画版ではどうなっているのか?
「6人目の友達」という都市伝説はいたるところで考察などが書かれていますが、漫画版と比べて考察しているものが見つからず。
なので今回は漫画版と比べてみました。
空き地前のシーン

©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK

出典:『ドラえもん』3巻より 「ゆめの町、ノビタランド」 藤子・F・不二雄、小学館、P126
ノビタランドへ招待するシーン

©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK

出典:『ドラえもん』3巻より 「ゆめの町、ノビタランド」 藤子・F・不二雄、小学館、P130
ガリバートンネルのシーン

©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK

出典:『ドラえもん』3巻より 「ゆめの町、ノビタランド」 藤子・F・不二雄、小学館、P130
ノビタランドで楽しむシーン

©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK

出典:『ドラえもん』3巻より 「ゆめの町、ノビタランド」 藤子・F・不二雄、小学館、P131
「6人目の友達」とは誰なのか?
先ほどの画像を見てわかるように、漫画版ではすべて 安雄 として書かれています。
安雄というのは、のび太のクラスメイトで太っている はる夫 と一緒にいる子です。漫画・アニメともに出ているので見たことある人は多いはず。
もちろん「ヒョロッとした格好なので、安雄とは別人だ!!」という意見ももちろん理解できますが、
・漫画版の安雄と立ち位置と全て一致
・アニメ第1話ということもありメインメンバーではない安雄の見た目が統一されなかった
などの視点から考慮して「6人目の友達」は安雄であると言えます。
しかし2019年に急展開が…
結論が出てこの記事を閉めたいのですが、2019年にこの「6人目の友達」の存在を揺るがす事態に。
それは2019年4月5日のこと。
この日のお話に「ゆめの町、ノビタランド」が水田わさび版として公開されることに。
その時の予告がこちら。(0:07のあたりに注目)
見れない場合はこちらから(YouTubeに飛びます。)

まさかの「6人目の友達」≠ 安雄。
まとめ
いかがだったでしょうか?
無理矢理「6人目の友達」をまとめるとすると、
2019年以前 「6人目の友達」= 安雄
2019年以降 「6人目の友達」= オリジナルキャラクター
ということですかね。(無理矢理)
水田わさび版で「ゆめの町、ノビタランド」を作成する際に、都市伝説となっているのを製作陣が理解して、
逆手にとって安雄として書くのではなく第1話に登場したままで描いたのではないでしょうか?
そもそも「6人目の友達」か安雄どちらか一人でてればいい場面で二人描いているということは、意図的に二人出していると言えます。
二人描くのであればそれこそ、はる夫でいいわけですし。
公式から実質的な答え合わせとして、再登場させたのかもしれませんね。